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土木施工管理技士資格試験内容

一般土木について

土木施工管理技士資格試験の学科試験における一科目「一般土木」について触れてみましょう。一般土木とはその名の通り、土木に関する基本的な知識についてを問う科目であり、土木施工管理技士にとってもっとも基本的な部分となります。作業に用いるショベル系掘削機や運搬機械などの機械や設備、工具などについての扱い方や規格、その特徴、注意事項などに加え、土積図の作成や土量の変化率といった専門的なものまでを網羅しています。

一般土木とは言えこれらにはやはり専門的な知識が要されるため、資格試験の受験に臨む際には、十分な予習をしておく必要があります。一般土木からの出題問題として、土質試験、土量の変化、盛土の施工、木工機会、軟弱地盤対策工、方面保護工などは押さえておきたいところです。

専門土木について

次に、専門土木について触れてみましょう。こちらは主にコンクリート・鋼構造、河川、砂防施設・地すべり防止施設、道路、ダム、トンネル、海岸・港湾、鉄道、薬液注入工法、上下水道といったところから出題され、コンクリート構造物やプレストレストコンクリート、鉄筋コンクリート床版、鋼材、高力ボルト、溶接、塗装、鋼橋の架設工法などといった内容から問題が出題されます。

河川については堤防の基礎地盤処理や形態、構造といったものが、砂防施設については砂礫掘削や基礎処理など、道路、ダム、トンネルについてはその役割や規制といったもの、海岸・港湾についてはそれぞれの施工の留意事項といったもの、鉄道については強化路盤に関する問題など、薬液注入工法については用語の説明や各注入剤における知識、上下水道については各作業においての留意点などといったものが具体的に出題されます。

共通工学について

共通工学では、測量や公共工事標準請負契約約款、機械・電気に関する問題が出題されます。水準測量の誤差や消去法、トランシットへの理解と知識といった技士としての専門知識から、権利義務の譲渡や特許権などについての知識、また、建設機械の規格などに対する知識と理解などが求められます。

この共通工学における項目は、作業上必要とされる知識に加え、業務を遂行するにあたって必要な義務、措置などについても触れているため、実際業務にあたるに際して、よく理解しておかなければならない分野であると言えます。実践的な内容であるのはもちろん、工事現場の選任技術者、また主任技術者、監理技術者としてよく把握しておく必要がある科目だと言えます。

施工管理について

土木施工管理技士は、実際の作業現場においてその工程のすべてを統括し管理する者として、管理意識を高く持つ必要があります。責任者としての意識のみに留まらず、実際の管理にあたってはやはり管理者としての知識も要求されることとなります。この施工管理は、そういった面においての管理について、広く触れている内容であると言えます。

施工管理は主に施工計画、工程管理、安全管理、品質管理、建設機械、建設工事に伴う騒音振動対策、廃棄物の処理、資源の有効利用といったところから問題が出題され、その多くは作業の質、または工事そのものの精度に直接的に関わるものばかりです。優れた管理技術者としてはもちろん、質の高い施工を行うために欠かせない知識であると言えます。

法規について

工事現場というものは、業種内容に関わらずさまざまな機械を用い、危険物も多く取り扱います。そのため、土木施工管理技士はそれらの扱いや管理についても十分な知識を得ておかなければならないとともに、法規に関しても熟知している必要があります。

この科目の主な内容としては、労働基準法をはじめとして労働安全衛生法、建設業法、道路交通関係法令、河川法、建築基準法、火薬類取締法、騒音・振動規制法、港則法などが挙げられます。問題の出題範囲が広い上に内容が非常に複雑なため、過去問などを参考にしながら効率よく勉強したいところです。ですが、実際業務にあたって非常に重要な内容となるため、ただひたすら暗記するのではなく、プロの技術者としてしっかりと内容を把握し理解しておきたいところです。

実地試験内容

土木施工管理技士の資格試験における実地試験は、一級試験で6問、二級試験では全部で5問からの出題内容となっており、このうち1問となる経験記述は必修となります。このほかについては、一級試験では残り5問より3問を選んで回答をするという選択問題になり、二級試験では1問から3問までは必修となり、さらに4問と5問のいずれかを選択して回答をするといった形になっています。問題の出題形式や選択問題、必修問題はその年によって異なるため、受験を考えている人はその年の実地問題形式についてしっかりとチェックをしておくべきでしょう。

問題はそれぞれ経験記述、土工、コンクリート工、施工計画、工程管理、品質管理、安全管理、建設副産物等から成りますが、これらの内容からどういった問題が出題されるかは、年ごとに異なります。出題傾向などについてもチェックを入れておきたいところですね。